1月16日午後3時過ぎに父方の祖母が亡くなりました。(享年91歳)
色々な事情で、お通夜は金曜日、告別式は土曜日になりました。
2日前に両親が病院に行った時は、祖母は元気だったそうなのですが、
「なにぶん年寄りなので、覚悟をしておくように」
と病院の先生に言われていたそうです。
父が自分の病院に行ったあと、祖母の病院に行くと、
看護婦さんが
「お昼の流動食をもどしていたので、心配です。
念の為、病室を変えましたのでご家族の方を集めて下さい」
と話しながら病室を案内してくれたそうなのですが、
部屋に入ると、祖母が眠っているようで、
「お婆ちゃん起きて」と父が起こしてのですが、起きませんでした。
看護婦さんもついさっきまで生きていたのでビックリして
先生を呼んでくれましたが、もう天国に行った後でした。
この話を父から電話で聞いた時、父の声が震えていて、
いつも強い父が泣きそうでした。
「間に合わなかったよ…」と力のない声で言いました。
深い悲しみが伝わり、私の方が先に泣いてしまいました。
震えた声で「落ち着いてね。早くおいで。ママと弟をよろしくね」と
言った父はやはり強いと思いました。
病院に行くと、父の兄弟も皆来ていました。
祖母は優しいお顔をしていて、眠っている様でした。
去年の年末に会ったばかりなので、凄く不思議な感じでした。
安らかに眠って欲しいと心から思いました。